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伊集院のラジオ


 伊集院光、相次ぐ長寿ラジオ番組終了に思う

学生時代は伊集院だけが生きるよすがだった。
それは本当に。
コミュニケーションが取れなくて友達ゼロで、家庭もグチャグチャで、童貞で、生きることが面倒くさくて。それでも生きていたのは伊集院がまた来週喋るからだった。
伊集院は童貞臭くてもてなくて友達がいなくて集団の中で浮いてしまうクズ人間の不良品の代弁者だった。勿論伊集院自体は脱童貞も早くて努力と計算高さによって学校でのポジションを獲得して、驚異的な才能で言葉のイリュージョンを武器に芸能界で独特の地位を得た成功者だ。それでも、伊集院は俺たちの気持ちをうまくラジオに乗せて吐き散らしてくれた。僕らはそこに大きなシンパシーを感じ、深夜枠でありながら、他を寄せ付けない聴取率でものすごい一体感を感じることが出来たんだ。
このエントリーを読んだ後、伊集院のラジオがもし終わるとしたら、と寝る前に想像した。それは胸が締め付けられる思いで、涙が出た。
ポッドキャスト配信が始まってからリアルタイムで聞くことはなくなってしまったけれど、いつまでも、いつまでもこのラジオがありますようにと願ってやまない。

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